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堀口造園のよもやま話~街も人生も、“緑”があると優しくなる~

みなさんこんにちは!
堀口造園の更新担当の中西です!

 

 

~街も人生も、“緑”があると優しくなる~

 

前回は「お家の庭」を中心にお話しましたが、
造園業のフィールドは、実は住宅だけではありません。

  • 公園

  • 街路樹

  • 商業施設の植栽

  • 学校・保育園・病院の庭

  • マンションの共有スペース

など、街のあちこちに、造園のしごとは広がっています

今日は、そんな“街の中の緑”に関わる造園業の視点から、
**「なぜ今、造園業が大事なのか」「どんな想いで仕事をしているのか」**をお話してみたいと思います🌿


1. アスファルトの中の1本の木が、気持ちを変える☺️

夏の暑い日、
アスファルトの上を歩いていて、
ふと街路樹の影に入った瞬間、
「ほっ」としたことはありませんか?🌳

  • ノドを通り抜ける風が少し涼しくなる

  • 目に入る色が、灰色から緑に変わる

  • その一瞬だけ、気持ちが軽くなる

たった一本の木でも、そこにあるだけで
“空気の質”と“気持ちの質”を変えてくれる存在です。

造園業は、そんな緑を

  • 植える

  • 育てる

  • 守る

ことで、街の景色と人の気持ちを支えています😊


2. 公園づくり・公園管理のお話🌳👧

公園は、子どもから高齢者まで、
多くの人が集まる“街のリビング”のような場所です。

◆ 公園づくりで考えること

新しく公園をつくるとき、私たちはこんなことを考えます👇

  • 子どもたちが走り回れる芝生スペースはどれくらい必要か

  • ボール遊びエリアと静かに過ごすエリアをどう分けるか

  • 樹木の配置(日陰の確保・見通しの良さ・防犯性)

  • 季節ごとの楽しみ(花・紅葉・実・香りなど)

  • ベンチや水場・トイレの位置

「遊具を置いて終わり」ではなく、
**そこで“どんな時間が流れてほしいか”**をイメージしながら設計していきます。

◆ 管理の大切さ

公園は、つくって終わりではありません。

  • 草が伸びすぎないように草刈り

  • 枝が折れて危険にならないように剪定

  • 落ち葉の季節には、滑りやすい場所を重点的に清掃🍂

  • 害虫・病気が出たときの対応

こうした日々のメンテナンスを、造園業者が担当している地域もたくさんあります。

**「いつ行っても気持ちのいい公園」**の裏側には、
朝早くからの草刈り機の音や、剪定作業の姿があるんです😊


3. 学校・保育園・病院の“緑の役割”🌱

街の中でもう一つ、造園業がよく関わるのが

  • 学校・保育園・幼稚園

  • 病院・福祉施設

などの緑です。

👦 子どもたちにとっての庭・園庭

園庭や校庭は、ただ走り回る場所ではありません。

  • 季節の変化を感じる「自然の教科書」📘

  • 虫や植物にふれる「理科実験室」🔬

  • 泥だんご・落ち葉遊び・木登り…想像力を広げる「遊びのステージ」🎭

造園業としては、

  • ケガのリスクが少ない樹種・配置

  • どんぐりや落ち葉など“素材”になる木の選定

  • 夏に日陰をつくってくれる高木の配置

などを意識しながら、
**“子どもたちの成長のそばにある緑”**をつくっています😊

🏥 病院・福祉施設にとっての庭

病院や高齢者施設の庭は、
「眺めるだけの空間」にも大きな意味があります。

  • 窓から見える緑が、気持ちを落ち着かせてくれる

  • 外に出られない方にとって、季節を感じる大事な“窓”になる

  • リハビリやお散歩コースとして活用される

造園業としては、

  • 車椅子でも通りやすい動線

  • 段差を少なくした園路設計

  • 視線の高さに合わせた植栽(座ったときにも緑が見えるように)

など、「使う方の身体の状態」に合わせた庭づくりを行っています🌿


4. マンションや商業施設の植栽も、立派な“造園”です🏢✨

  • マンションのエントランスのシンボルツリー

  • 商業施設のアプローチに並ぶ植栽

  • オフィスビルの屋上庭園

こうした緑も、造園業の仕事です。

🌳 エントランスの第一印象をつくる

マンションのエントランス周りは、

  • 住む人の“帰ってきたときの気持ち”

  • 来客が感じる“第一印象”

を左右する大事なポイントです。

  • 季節ごとに表情が変わる植栽

  • 夜のライトアップ

  • 落ち葉の掃除のしやすさ

などを考えながら、
**「毎日通るたびに、少しだけ気持ちが明るくなる空間」**を目指して植栽計画を立てます😊

🏬 商業施設の緑は“滞在時間”を変える

ショッピングモールや飲食店の周りにある緑には、

  • 「なんとなく居心地がいい」

  • 「もう少しここで過ごそうかな」

と思ってもらえる効果があります。

  • ベンチの近くに木陰をつくる

  • フォトスポットになるような植栽演出📸

  • 子どもが触っても危なくない植物の選定

など、“商業”と“癒やし”のバランスをとりながら緑を配置していくのも、造園業ならではの視点です。


5. 造園業とSDGs・環境問題🌎

最近よく耳にする「SDGs」や「環境問題」。
実は、造園業はこの分野とも相性のいい仕事です。

  • 都市のヒートアイランド対策としての緑化

  • 屋上緑化・壁面緑化による省エネ効果

  • 在来種を活かした植栽で、生物多様性を守る

  • 雨水を地面に浸透させる“透水性”の高い外構計画

など、街と地球にやさしい仕組みづくりに、造園業の技術が活かされています。

「木を植える」ことは、
単に景色を良くするだけでなく、

  • 空気をきれいにする

  • 温度をやわらげる

  • 生き物たちの居場所をつくる

という意味でも、これからますます重要になってくるはずです🍃


6. 造園業のやりがいは「変化を見守れること」👀

造園業のしごとは、
「つくった瞬間がゴール」ではありません。

  • 植えた直後の小さな苗木が、数年後に立派な木になる

  • 最初は寂しかった花壇が、年々ボリュームを増していく

  • 子どもだったお客様が、大人になって“自分の家の庭”の相談に来てくれる

そんな、“時間の積み重ね”を感じられるのが、造園業の一番のやりがいです😊

剪定で毎年うかがうお宅のお庭では、

「今年もこの木、よく伸びましたね〜」
「去年植えたアジサイ、すごくきれいに咲きましたよ!」

といった会話が生まれます。

**庭は、施主さまと造園業者が一緒に育てていく“共同作品”**だと、私たちは思っています🌈


7. これからの造園業にできること🌱

これから先、造園業が担っていける役割は、まだまだ広がると感じています。

  • 高齢の方が、無理なく庭を楽しめる工夫

  • 子どもたちが自然にふれる機会を増やす取り組み👦👧

  • 企業・学校・自治体と連携した、緑化プロジェクト🌳

  • 在宅ワーク時代の「おうち時間を豊かにする庭提案」

など、人と緑をつなぐ“通訳”としての仕事が増えていくでしょう。

造園業は、派手さはないけれど、
「そこに緑があることで、誰かの一日がちょっと優しくなる」
そんな仕事です。


8. まとめ:緑のある街・庭は、“人にやさしい街・暮らし”🍀

  • 街路樹・公園・学校・病院・マンション・商業施設…
    私たちの生活の周りには、造園業のしごとがたくさん隠れています。

  • 一本の木、ひとつの花壇、ひとつの芝生スペースが、
    人の気持ちや行動を少しずつ変えています。

  • 造園業は、
    **「暮らし」「街」「環境」「心」**を、緑を通してそっと支える仕事です🌿

もしあなたの身の回りで、

  • 手入れが大変になってきたお庭

  • もう少し緑が欲しいと感じるスペース

  • 子どもや家族と自然を楽しみたい場所

があれば、
それは造園業が力になれる場かもしれません😊

私たちも、
一本の木、一坪の庭、一本の街路樹から、
**「緑のある、ちょっとやさしい未来」**を増やしていけたらと思っています🌳✨

 

 


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